こんにちはソムニオです。
小学校2年生の息子に何とか富士山頂上からの景色を見せてあげたい!との思いでGWから富士登山の準備を進めてきました。
1年生で富士登山リタイアした原因が夫の高山病だったので出来る限りの高山病対策をしました。あくまで素人の高山病対策ですが、参考になれば嬉しいです。
今日の目次
1.貧血を改善しよう
2.富士登山は天気の良い日に!
3.高山病に薬がある?
4,たっぷり睡眠
5.水分をしっかりとりましょう!
6.あれって効果あるの?
7.ゆっくり歩く!
1.貧血を改善しよう
事前に出来そうな準備として、まずは貧血気味を改善する食事にも気を付けました。更にファイチと言う薬もGWから飲んでいました。酸素はすべての臓器のエネルギーです。
酸素が薄い場所へ行くと、身体は血液を増やすことで、身体の隅々に酸素を運べるよう対応するそうです。人間の体スゴイ!この血液を増やすことを造血反応と言います。
折角血液を増やそうとしても、鉄分が足りないと十分に増やせません。貧血を改善することは、日々の生活にも悪い事ではないですから、貧血を改善し造血運動で酸素を運んでもらう準備をしましょう♬
2.富士登山は天気の良い日に!
イメージとして
気圧が高い状態の空気はギュッとつまっている状態で、
気圧が低い状態はその逆で空気がスッカスカ(笑)。
空気がスカスカなら酸素も薄い💦。富士山の山頂はただでさえ酸素が薄いので、なるべく気圧の高い=天気の良い日を登山の日に選びましょう。
3.高山病に薬がある?
他にはかかりつけ医に診察のついでに高山病について相談してみました。
「え?富士山?高山病?そう言えば海外で登山をする人に薬を処方したことがあるよ。
ちょっと待ってね~。」
と手帳をめくりながら「富士山で高山病になんてなるのかなぁ。。。あ、あったあった。」
先生の手帳に「ダイアモックス・高度2500mから高山病」とメモがありました。
メモのお陰で富士山でも高山病になると信じてもらい、保険適用外でしたが、
高山病対策にダイアモックス
頭痛薬にロキソニン
吐き気止めにプリンペラン
を処方してもらえました。お守りをゲットしました♪。
先日ガールスカウトで引率富士登山した友人もお医者様からダイアモックスを処方してもらったと言っていました。高山病に有名な薬みたいですが、注意点としてこの薬は高度順応を早めるだけで高山病を根本から解決する薬ではないそうです。
4.たっぷり睡眠
あとこれは絶対ですが、睡眠不足はダメ!寝不足だと、高度に強い私も高山病っぽい症状が出てきます。寝不足で富士登山は辛いですしね、前日はたっぷり寝てくださいね。
5.水分をしっかりとりましょう!
富士山はトイレにもお金がかかるし、ペットボトルも500円もします。そんなことを聞いたら、なるべく水を飲まないでトイレの回数を減らしたいですよね。気持ちわかります。
ですが!血液ドロドロでは、酸素をうまく運べません。すぐに高山病になってしまいます。折角の富士登山、高山病で楽しめなかったら、むしろ高くついてしまいますので、水分をガンガンとってください。トイレも我慢しないで。
おしっこが透明になるくらいまで水分をとりましょう。薄めのスポーツドリンクがおススメらしいですが、私はスポーツドリンクが苦手なので水を飲んでいました。代わりに塩飴をなめたり、塩分チャージを食べていました。1時間に500㎖ペットボトル1本弱は飲むようにしていました。
6.あれって効果あるの?
富士登山中によく見かけるグッツ、酸素スプレー。きっと大人の高山病を改善するだけの酸素は無いと思うのです。。。で、ですが!小学生の気分を上げるには十分効果アリです。
息子が疲れたと言った時に、「これはすごい缶なんだよ~、超高濃度の酸素がこの缶の中に入っているの。大切な缶だけれども、頑張っているから特別に使わせてあげる。」すると缶を吸い始めて5秒後に元気になります(
^^。あぁ、このころは可愛かったなぁ~♡
山小屋では1500円でしたが、地上で買うと500円位からあります。かさばりますが、軽いので持って行ってみてください。子どものテンションを保つのにあの手この手使えるものは何でも使いましょう^^。
7.ゆっくり歩く!
2500m以上の場所で数時間すると高山病が発生すると読んで、「じゃあ速攻で頂上まで登って下りてきたら高山病発症しないんじゃないか」とも思ったのですが、体力が無く試せません。
ゆっくり歩き、徐々に身体を高度に慣らしていく。これが一番効果がありました。意識的に深呼吸をして、ゆっくり登る、水をこまめに飲む!これが一番効果がありそうです。←この高山病対策の投稿1行で済んだかも💦。
ものすごくゆっくり登っていたので、最初は勢いのある若い人や外国人に沢山抜かされました。8合目を過ぎたあたりで、その方たちがあちこちでぐったり座ったり、中には寝転がっているのを見ました。
私達親子より体力があるのは間違い無いので、高山病だと思います。私たちはヘロヘロながらも休むことなく着実に進んで行くことができました。(富士山は途中で長い時間座ったり休んだりすると寒いので体力も更に奪われるので注意)
ダイアモックスも前日、当日朝、途中と飲みましたが、薬を利用したのはこの時だけで、今では薬なしでもゆっくり登ることで高山病とうまく付き合えるようになってきました。
夫は「高山病、真面目な人がなる」説を唱えています。きっと真面目な人はちょっと具合が悪いけれども休みたいと言えない、ペースを落としてと言えない、自分が決めたペースは守らないといけないと頑張ってしまうのかもしれませんね。
富士登山の時は真面目を脱ぎ捨て、ゆっくりマイペースで登ってください。ゆっくりゆっくり登ったその先にある富士山の景色は素晴らしいです!
今日も読んでいただきありがとうございました。