こんにちはソムニオです。
さて、ケーブルカーもあるし、有名な観光地らしい大山。リタイアしたとは言え、富士山の8合目までは行けたのですから、大山登山は頂上まで行けるでしょう。
大山では第1ではなく第2駐車場が入口に近く便利な駐車場です。ガイドブックによればそこから15分ほどこま参道を通ると大山ケーブルカー駅です。
こま参道は、楽しい雰囲気です。有名な大山豆腐のお店や、お土産屋もあって、もうここで満足しちゃいそうですが、頑張って歩きます。
とっても綺麗に舗装された観光地のこま参道でも意外と息があがってしんどかったです(笑)。こ、こんなことで目標の富士登山大丈夫なのでしょうか。。。
ケーブルカーは20分間隔で運行しています。金額は下社(しもしゃ)駅までの往復料金は850円(現在は1,100円)。たった6分で標高380mを稼いで、標高約700mへ到着します。大山山頂の標高は1252mなので、残り約550m、1時間半で頂上の予定です。
その前に大山阿夫利神社下社を参拝します。
名水入口と言う看板の下から奥に入って行くと不思議な空間があり、無料の湧水がいただけたり、さざれ石を見ることができます。
水筒に水を補給して、登頂の無事を祈願して、いざ山頂を目指します!
すると、、、
いきなり、急な階段が出てきます。チーン。
その階段が終わっても、段差が大きく、道も歩きにくい登山道が続きます。途中に〇〇丁目と言う目印が立っているので、それを数えながら登りますが、その時は山頂が何丁目か知らずに登っていたのであまり意味がありませんでした(笑)、、、答えは28丁目でした^^。
とにかく、大山登山はケーブルを使ってもきつい!一体ガイドブックの初心者向けとは何なのでしょう???親は完全にヘロヘロです。
ですが、こんなにもキツイ大山を登っている人はいい人が多かったです。
すれ違う人はみなさん息子に声をかけてくれます。「えらいねー」「頑張って」「すごい」などなど。。。普段褒められることの少ない無い息子は嬉しそうに「こんにちはーありがとうございます!」と元気に挨拶します。このふれ合いはとても楽しく、この瞬間だけは親も疲れてないふりをして「こんにちはー」と爽やかな挨拶を返しました(笑)。
お菓子を食べたり、挨拶を繰り返し、ゆっくりゆっくりへろへろで登っていくと、『山頂まであと10分』と言う看板を発見!
俄然やる気が出たのですが、ここからがまた驚くほどキツイ!!完全に愚痴ばっかりの大山登山体験談すみません。。。(^^ゞ
もう本当に無理だーと思った先に鳥居が見えました、がそこから山頂まではあと少しありました。でもほんの少しですので安心してください(笑)。
本当にきつかったけれども山頂で食べたおにぎりは格別でした!山頂には売店もあって、息子には頑張ったご褒美にかき氷を買ってあげました。その年の目標はなにせ富士登山登頂成功です。なるべく山登りは楽しいものだと刷り込んでいかなくてはいけません(笑)。
いつまでも気持ちの良い山頂にいたかったですが、下山を開始します。この下山がまたキツイ(笑)。転びそうになりながら、慎重に慎重に下りていくのでとても疲れました。あと少しでケーブルカーの駅と言う時に私の靴底が剥がれます。
わにの口の様になってしまっい、とても歩きにくかったです。
後で調べたら登山靴の寿命は5-6年。こまめに履いている方が靴底の素材の性質上、劣化しにくいそうです。
その時は靴パカ後歩かなくてはいけなかったのがケーブルとこま参道だけでしたので、大丈夫だったのですが、これが登りだったらいい理由が出来た(笑)と完全に登頂をあきらめてたところでした。
靴のパカパカが富士山で起こったら大変です。実際夫が友人を連れて富士登山に行ったときに友人の登山靴の最初片方が、そのうち両方パかパカになってしまい、他にも理由があって下山したことがあります。富士山の売店で運動靴が売っているのを見たこともありますが、出来れば事前に回避したいですね。
この大山靴パカ事件以来我が家では登山靴はマメに履くようにして、靴は気持ち早めに買い替えるようにしています。
思っていた以上に親の体力も無いことがわかり、大変な大山登山になりましたが、山頂に登ることが出来た達成感はやはりとても嬉しいもので、帰りに温泉に寄って美味しいものを食べて、趣味が登山って良いかも!なんて思ってしまいました。
その後さらに山の本を買ったり、ネットで調べまわるうちに、大山には更に初心者に合ったコースがあることを見つけます!
次回は大山初心者おススメコースについて書きたいと思います。
少しずつブログにも慣れてきて今回は写真を貼ってみました。今回の記事の様に何度も何度も失敗して、初心者向けの登山でヘロヘロになるソムニオ一家でも後に富士登山は成功できるようになっていきます。
少しでも富士登山に興味のある親子のお役にたてると嬉しいです。