こんにちは ソムニオです。
前回はかなりヘロヘロになりながらも初大山登山に成功した話を書きました。登山の楽しさに目覚めたソムニオ一家ですが、なにせ完全に運動不足です。前回の大山登山後も凄い筋肉痛に見舞われました。
そこで、今回は超おススメ!初心者ならぬ入門者向け 大山登山ルートをご紹介します。大山にはいくつかコースがありますが、大きく分けると前回登った伊勢原市側のコースと秦野市側のコースがあります。
まずネットなどで調べると大山阿夫利神社のある伊勢原市側がメジャーなようです。本にもそこが載っていたので、初めての大山はそちらを登りました。このコースは楽しいのですが、ケーブルカーを使っても入門者には結構きつかったです。
秦野市側はヤビツ峠からのスタートになります。ヤビツ峠の標高は約760m。なんと、前回ケーブルカーで登った標高約700mより高い位置からスタートできます。
富士登山まで可能な限り練習登山をしてみたいが、ケーブルカーの料金などもバカにならないと思っていたソムニオ家にとって地味に嬉しいポイントです。
しかも駐車場も無料です。 トイレもあります。トイレは利用協力金を払って使用します。
ヤビツ峠からの登山道はほとんどが土で、伊勢原市側の急な階段や石や岩の多い登山道と比べて足にも優しく格段に登りやすい道になっています。
最初20-30分程度登ると一旦平地を進むコースになっていて、そこで息を整えることが出来るので入門者の体にも優しいです。富士登山に向けこの最初の20-30分は、ゆっくりでいいので立ち止まらず登る様に気を付けました。
多少のアップダウンを繰り返しながら進んでいくと、途中一か所だけ岩の道があります。段差も大きな岩ですが、鎖があって、登りやすいようになっています。この岩場は、ほんの一瞬で、親の重たい体でも、小学2年生の小さな体でも登るのは容易でした。むしろちょっとした刺激になって、このルートの楽しいポイントの一つです。
前回の伊勢原市側からは山登りの途中で良い景色を見る場所はあまりなかったのですが、ヤビツ峠からは何か所か景色の良い場所がありました。もしかしたら前回は全くゆとりがなかったから、景色に気が付かなかっただけかもしれませんね。
そんな風に景色を楽しみながら、ゆっくり登っていくと前回のコースと合流していきます。あの『あと10分』の看板のところで合流です。
この10分がキツイんだよなぁと、よろよろ登って、行くと山頂に着きました。最後の10分、まだ他の人に比べたらよろよろですが、前回よりはキツクなかったです!
ヤビツ峠側はあまり登山者がいないのでマイペースで登ることが可能です、合流してからは登山者の数も一気に増えて、人気の山ならではの楽しい気分と登山者との触れ合いも味わえます。特にこの最後10分は「あと少しだから頑張ってね!」と息子を励ましてくれるいい人が多くて息子も楽しそうでした。息子は身軽なので急坂は苦ではなさそうです。
今回山頂でぜひやりたかったこと、それが、『バーナーでお湯を沸かすこと』です。前回実は山頂で周りの人たちがバーナーを使って、調理をしていたり、コーヒーを沸かしている姿に目が釘付けになっていました。
私達も大山山頂で、バーナーを使いお湯を沸かし、カップラーメンを作りました。うん、これこれ、テンションがあがります!!!ラーメン大好きな息子も大喜びです。更にインスタントコーヒーも入れて一緒に食べたチョコの美味しかったこと。ヤビツ峠からの登山が割と楽だったこともあり、達成感たっぷりで、山登りが益々楽しくなってきました。
コツ10、富士登山の練習は山で
富士登山の練習を富士山でしてみようと言うおバカ家族はソムニオ家だけでしょうが、富士登山の練習は、低山で良いので山で行うのが良いと思います。
GW最初の大山登山で己の実力を知り、このままでは絶対に去年の二の舞になってしまうと、焦ることになった私達。富士登山緊急対策として、歩くことにします。
毎日のウォーキングで少しは体力が付くはずですが、週末の練習登山に行くと翌日必ず筋肉痛になるのです。山で使う筋力は山登りで鍛えられるように思いました。
またこの年、晴れた日は毎週の様に大山に通うと決めました。それでも子どもの土曜日参観やら習い事やら予定が入り、富士登山決行日までに練習に行けたのは4、5回でした。予定通りの日に練習登山に行けるとは限りません。途中で下山することになっても良いので行けるチャンスがあれば、とりあえずどんどん低山に行ってみてください。出かける前は「面倒だなぁ、なんだか今日はちょっと調子が悪いなぁ」と毎度思うものですが(笑)、、。
普段の生活ではなるべく歩いて、階段を見つけたら、用事が無くても登ってみてください(笑)。これは冗談ですが、なるべく階段を使うようにしてください。
これも体力作りに役立ち、少し息が切れにくくなった気がします。
次回しつこく富士登山練習 大山編です。その前後にできればヤビツ峠へのアクセスも投稿出来たらと思います。そのうち初めてのハイキングにお勧めの山も他にいくつか紹介したいと思います。
追伸:バーナーの話。前回の登山翌日に、壊れた登山靴を買うのを理由に早速アウトドアショップに連れて行ってもらいました。
親切な店員さんに見てもらって良い靴が買えましたが、特にテンションはあがりません(笑)私の本命はあの山頂で目が釘付けになったバーナーなのです。
バーナーも色々ありましたが、見た目が可愛くて、小さくて軽いPRIMUSのバーナー(PRIMUS プリムス P-115F フェムトストーブ)
と
UNIFRAMEのやかん (UNIFRAME ユニフレーム 山ケトル 700 667729 )
を買いました。どちらもちょっと値が張りましたが、7年以上使っていても使う度に嬉しい気持ちになる良い買い物をしたと思っています。
PRIMUS プリムスのバーナーはものすごく軽くて小さいのですが、火力がとっても強いです。「シュボーボぼぼ」と大きな音を立てて一瞬でお湯を沸かしてくれます。こんなに小さいバーナーを持っている友達はいないので、最初は小ささと軽さに驚かれ、使ってみるとお湯が早く沸くことに驚かれて、ちょっと自慢できちゃう嬉しいバーナーです。
UNIFRAMEのケトル最高!
山頂では風が強いことがあるので、この高さが無く低い形状のお陰でどんな場所でも安定してお湯が沸かせる心強いケトルです。
我が家はキャンプもするのでUNIFRAMEのFAN5Duoというお鍋のセットを持っているのですが、このケトルはその中に入れ子にして収まるとっても賢い子です。
このケトルは注ぐときお湯がこぼれることもなく、そんな細やかさにも、コーヒーを飲む度ににんまりしてしまう最高のやかんです。